昨日の久しぶりのお散歩は、
心には、今まであった全ての事をプラスに変える力を、
そして身体には、気持ちの良い疲労をくれました。
ここでは、昨日の散歩のつづきを書きたいと想います。
昨日の散歩では、旧中山道沿いを歩きました。
繖山の南斜面です。
家を出発して1時間位でしょうか。
どこか緊張していた心身もほぐれてきて、いつものペースが戻ってきました。
少しずつ感覚を取り戻しながら、
山すそに沿って五個荘方面へとむかいます。
旧道歩きをしていると、こういったY字路によく出会います。
新道(国道8号線)と旧道(旧中山道)の分岐。
何気ない道ですが、分かれ道に出会うとわくわくします♪
五個荘にはいりました。
旧道を歩いていると、いにしえの道行く人々と出会える気がします。
この道も、何百年も何千年も前から、カタチを変えながらもそこに存在して、
歴史や文献に載らない人々の日常を、ずっと見守ってこられたんでしょうね。
こんなお天気のいい日は、旅の人も松の木陰で一服してはったのかな。
春散歩をしていると、いつもどこかでお花の香がしています。
愛知川を渡って、愛知川宿にはいりました。
旧道沿いの商店街のレトロ感がなんともたまりませんでした♪
近江鉄道の愛知川駅で、ひと休みさせてもらいました。
家を出発してここまで約2時間半、距離にすると10km位でしょうか。
新緑萌える頃、この愛知川駅の中にありますギャラリーで展覧会を開かさせて頂きます。
中山道と同じように、電車に乗られる人々をずっと見守ってこられた場所。
ここで、お客さんと絵の幸せな出会いが生まれたら、本当に素敵だなあと想います。
展覧会の詳細は追ってご紹介致します。
再び旧中山道を東へ進みます。
奥の中央に見える白い山は伊吹山です。
五個荘辺りから歩いていて気付いたのですが、
道の先(進行歩行が東向きの場合)に伊吹山がずっと見えるんです。
現在は建物や電柱・電線で景色がよく遮られますが、
そんなものがなかった時代、現在よりずっと空気が澄んでいた時代、
遠くにあってもはっきり見えて、向かう先にドンと構える伊吹山は
行き交う人々にとってどんな存在だったんでしょうね。
宇曽川に差し掛かった辺りで、旧中山道と別れて南へ進路を変えました。
この辺りはいくつもの川が合流する地点で、川からの風が気持ち良かったです。
小川沿いの曲がりくねった小道。
今更言うことでもないのですが、僕は道が大好きです。
裏の路地、轍のついたじゃり道、草に埋もれそうな山道、海へとつづく砂の道…
どこかくたびれていて、味わいのある道に出会うと心おどります♪
鈴鹿山脈の方へと進む、僕の向かう先は…
ここ!
お菓子と旅のお茶
Ruwamさん。
裏の田んぼ側から撮っちゃいましたが、1階部分がお店です。
ルワムさんでお昼をいただくことに。
家からここまで約3時間半、14km位。んーよう歩きました。
メニューの表紙にお坊様が♪
リンゴとイチゴの2種類のケーキと、お飲み物はチベタンミルクティをいただきました。
ここで美味しそうな写真を載せたかったのですが、
私お腹が空いておりまして、写真を撮る前に完食しちゃいました…(汗)
心にも身体にも楽しい優しいお昼でした。
ルワムさんちのモクレン、つぼみが開いてる!
今春開花したモクレンを初めて見ることができました。
アケビのような色合いで、なんだか美味しそう♪
散歩のお供におやつと、
アジアの国からやってきた木のスプーンを買いました。
ルワムさんで、たっぷりゆっくり過ごせましたので、
帰りは電車で帰ることにしました。
と言っても、ここから最寄りのJRの駅までは歩いて1時間半程かかりますが…(笑)
思い浮かぶこと、季節のもの、道のこと、駅のこと、お店での出会い…
みんなプラスのエネルギーにして、これから創作活動に打ち込みます!