今日は一日雪模様。
今朝で20センチ位積っていましたので、雪かきをしながら過ごしていました。
雪んこの結晶に引き込まれております。
雫達がおりてきてからというもの、
気がつくとミクロの世界にハマっています。
ここで、前にご紹介しました「たけたけペン」のその後をお伝えします。
(詳しくは「たけたけペン」の記事をご覧ください。)
あれから、たけたけペンが増えました。(手前)
それぞれペン先の形状を変えて加工して、線にどんな違いがでるのか試したりしています。
青い色をした万年筆のインクもみつけて、
いろんな質感の紙にらくがきをしながら、実験の日々。。
思い通りの線画をなかなか描けないものだから、
愚痴をこぼすことも多々ありましたが…(笑)
たけたけペンが今この時機に生まれてきたことや、
ここ最近、描きたいものがおりてこないことに
なにかしら意味があるとすれば…
今は、たけたけペンを使いこなせるようにするときなんだと想い、
たけたけペンと向き合う日々を過ごしていました。
そうしてある日、雫達がおりてきて(詳しくは「しずく」の記事をご覧ください。)
その次の日には、シミ、カビ(?)のようなものがおりてきました。
シミやカビ達がなにを語りかけてくるのか分からないまま、
和紙に絵の具を垂らして、それらしいものを描いてみました。
次に宇宙地図でも描こうかと、たけたけペンを走らせていたらこんな風になりました。
絵の具が乾かぬうちに描きはじめましたので、インクがにじみまくっています。
ここで、ちょっと一息散歩にでかけて、青空とお話ししていました。
先に描いた線が、木がうねっているように見えたので、宇宙樹を描きたしてみました。
散歩にでている間に絵の具が乾いていて、ここでは細い線が描けました。
仕上げは先におりてきていた雫達。
ここではさらに細かい線や点で描いてみました。
出来上がりがこちら。
実験しまくりで、画面いっぱいに詰め込んじゃいましたが(笑)
たけたけペンで初めて納得いく線画が描けました!
一雫、一宇宙。
雫の一つ一つが、流したものや流れた場所の記憶を内包しています。
この方は、たけたけペンで描いた最初の宇宙樹になりました。
躍動する樹幹。
にじんだ線が、力強く伸びる宇宙樹をあらわしてくれました。
なんだか宇宙を纏っているようね。
おさかな達はいつも楽しそうです♪
苔達のつぶやきが舞う湿潤な森。
いつもとちがうペン先から、新しい世界が生まれました。
この絵を通して雫、シミ、カビ達が語りかけてくるもの。
今はまだはっきりとは分かりませんが、それも追い追い気づいていくのでしょう。
たけたけペン使いを名乗るには、まだまだ修行が足りませぬが…(汗)
自分の描きたい絵にはまた一歩近づけた気がします。