想う、灯(ともしび)の花と書いて「あかり」と読みます。
(超当て字ですが…)
この名前をもつものがこちら。
NAOHA Candleさんのキャンドルです。
NAOHAさんが制作されたキャンドルを初めて見たとき、
「生きている」と、感じました。
地面からにょきにょきとはえている、
つくしんぼのような生きものにみえました。
この生きものは、どんな生態なんだろうと想像していましたら、
加那加那ノ森に生息していることが分かりました。
加那加那ノ森は、万物の加那しい(愛しい)想いがあつまるところです。
ここにすむ想灯花は、森にあつまった加那しい想いが
個々に結晶化して生まれた生きものでした。
森にあつまるものは万物の想いですから、いろんな色や性質をもっています。
それらはすべて想灯花たちの個性となってあらわれるのでした…
ちょうど一年前位にそんなことを想っていたなあと思い出しながら、
キャンドルにペイントしました。
(画材はアクリル絵の具です)
ここ最近はミクロの世界に夢中で、
描くものもどこか細胞のような、ミクロ生物のように感じます。
神経の森。
想灯花の皮ふは宇宙のようね。
新種の微生物でしょうか?
もしかしたら苔なのかもしれませんね。
ある程度成長した想灯花たちは、年に一度
一斉に自然点灯して、その命の灯を燃やしていきます。
想灯花の開花です。
燃えさかる命。
想いの灯が、森を
世界を照らし、浄化してゆくのでした。